はなまめぶろぐ

昔のエンタメから、今風?のエンタメまで、好き勝手にいろいろ書いてます(*^^*)

姉からの電話。


ここ最近、結構頻繁に姉から電話があったり、こっちがしたりで、いつものように
長電話に。。。(笑)

内容は、ケアハウスに入っている、今年95になる母のことが多いんですが。

施設での不満、親戚への不満、そして何より、娘らと孫への不満。。。
まぁ、よく出てくるというほど、不平不満たらたらでありまして。。。

でも、これが元気の素だわね、と確信するほど、母はピンピンシャンシャンであります。

毎年、いつ死んでもおかしくないからと言いながら、
「家族の中で1番元気ではないか、自分の方が先にいきそう」
と、私のダンナや、義兄に言われております。

人が生きる道を説き、周りの人に対しての思いやりを語り。。。って、あんたが1番
してないんだよ!と、いつも、姉との電話では、こんな母の愚痴ばかりなんですが、
これだからこそ、今でもピンピンシャンシャンなんでしょうねぇ。

そんな疲れる母の話の合間に、姉が

「『ボヘミアン・ラプソディ』やっぱり観に行った方がいいかなぁ。」

と言い出しまして。。。

イメージ 1



姉は、私が「ボヘミアン・ラプソディ」のトレーラーをラインで送った時から、

「似せてる人観るなら、たくさん録画してあるクイーンのライブとか観るわ。」

と、言っていたんですが、あまりにもヒットして、テレビでも取り上げられるので、
ちょっとザワザワしてきたらしい。。。

「まぁ、そろそろ地方の映画館は上映が終わるところも出てくるみたいやからなぁ。」

「そうやろ、もう終わりかなと思ったら、観ておいた方がいいかなぁと思ったりして。
あんたは、すぐに観に行ったやん。」

「私が観に行ったのは、義務感やん。」

姉、電話の向こうで大笑い。

「義務感て。」

「学生の時に、夜も日もクイーンのことばかり思って過ごした身としては、観に行くのは
義務じゃん、もし、ツェッペリンの映画が出来て、ジミーちゃんそっくりさんが、
あの12弦ギターで『天国への階段』をエアギターでやったら、ふざけんじゃねーって
言いながら観に行くやろ?」

姉はずーっと、ジミーちゃん(もちろん、ジミー・ペイジ)のファンであります。

「そりゃあ行くよねぇ。文句ばっかりいいそうやけど。」

「やろ?まぁ、1度観ておくのもいいかも。」

「そうやな~。でも、台所にいて、リビングのテレビから、フレディーの声が聞こえて、
きゃーっ、フレディー!って飛んでったら、違う人が歌ってるのよ~っ!
ロジャーも、ブライアン・メイさんもジョン・ディーコンさんも、みーんな違うのよ~っ!」

「それは、すごくわかる。そう思ったら、あの映画観たらしんどいかも。」

「映画ちゃんと観れたん?」

「観れたよ、途中でフィクションて、割りきったもん。」

ここで、またまた姉大笑い。

「そういう風に観る映画なん?」

「まぁねぇ。昔からのファンでも、すごく入り込む人もいるし、ダメな人もいるし。。。
私は、今回映画を観て、あの頃のクイーンが頭の中に叩き込まれてるんやなぁと再確認
したわ。
まぁ、クイーンの曲を大音響で聴けるのはいいと思うで。」

「それは思う、初期の曲も流れるんやろ?」

「初期はあまり流れなかったで~。
タイトルが『ボヘミアン・ラプソディ』やから、その辺りから、後半の曲が多いで。
ライヴエイドがラストに来るし。」

「えっ?セカンドからは?」

「1曲もかかりましぇん。」

「えーっっっ!」

というような話をしたんですが、果たして姉が「ボヘミアン・ラプソディ」を観に行くか、
どうかは、まだわからないのでした。

私と姉が、クイーンのアルバムの中でも特に好きな「クイーン2」は、初期の大傑作で
あります。

ライヴでは、かなり無理な曲を頑張ってやっているのがこれ↓

「ザ・フェリー・フェラーズ・マスター・ストローク


この頃は、ライヴで演奏する曲も、そう多くなかったんだろうなぁと思わせるんですが、
それでもあの曲を、これだけのクオリティで出来るのは、さすがですわ。
この頃、フレディーの28を筆頭に、メンバーは20代中頃。
まだまだ若い!

そして、これはアルバムからのB面ブラックサイドの
「ザ・フェリー・フェラーズ・マスター・ストローク」。

フレディーお得意の、わけのわからん歌詞が散りばめられた、キラキラ感いっぱいの曲が、
私にとってのクイーンであります。



そして、それからの「ネヴァーモア」。



これを聞いたら、「ボヘミアン・ラプソディ」は、決して驚くほどの曲ではなく、出来る
べき曲だったんだと思いますです。

あ、そうそう、姉が今は誰も住んでいない実家にあるステレオが、今でも使えるかどうか
義兄と調べていたら、クイーンのライヴ海賊版があったそうで、それをかけてみたら、
レコード針がダメなのと、その海賊版がダメダメなのとで(昔、海賊版にはよくあること
でした)とても聴けるものじゃなかったそうです。

だから、結婚して大阪に来た時、持ってこなかったんですけどね。
他のアルバムは、ちゃんと持ってきてますです。

それと、こんな話も。

「写真が出てきたのよ、あの愛知県体育館にクイーン観に行ったときの写真が!
名古屋城の隣で、私がポーズ取ってるの!」

「えーっ!写真、撮ってたんやーっ!
覚えてない!」

「私も全然覚えてなかったから、びっくりしたわ。」

と、また姉と愛知県体育館で初めて観たクイーンのコンサートについて盛り上がったの
でした。

姉の写真を撮る何時間か前、フレディー(ジョン・ディーコンさんもいたんですが)も
同じところで写真撮ってたんですよねぇ(°▽°)

イメージ 2



なぜか嬉しいファン心理であります(^w^)