ブロ山詣で その44
そこで共演したのが、リース・ウィザースプーン。
ピーター・サースガードさんも出てました。
作品の中では、二人が一緒にいるシーンはなかったのですが、撮影当初からジェイクがリースのトレ
イラーをノックして、二人が仲良く話すところがTUBEにアップされたり、ネットやゴシップ誌に二人が
急接近とか、いろんな記事が上がりました。
ちょうどその時、リースは当時の夫、ライアン・フィリップと離婚協議中で、ゴシップは困るという
ことからか、二人の噂は上がっては消え、また上がっては消え。。。という感じでした。
ジェイクとライアンは、トレーニング友だち。いいのか?
私は、もともと離婚の原因がダンナのライアン・フィリップの浮気だし、それ以前から、リースに
ついては、南部出身(テネシー州だったかな?)で家柄は、アメリカ独立宣言書に家名が書かれてい
るほどの名家で、ハリウッドには珍しいほどお堅い女性(まぁ、自分で言ってたみたいですけどね)で、
ダンナとの間に生まれた娘と息子は、ハリウッドでは育てたくないから、テネシー州の自分の出身校に
通わせたいみたいな記事を読んでいたので、しっかりしてる女優さんなのねぇと
思っていたんです。
「キューティ・ブロンド」は1も2も観てたし、「メラニーが行く」も観てたしね。
「ウォーク・ザ・ライン」でアカデミー主演女優賞を獲った時は、ダンナに対してとても感動的なスピ
ーチをしたのも覚えていたし(なんせブロ山がノミネートされて年だったので)ジェイクが彼女と
噂がたった時には、「これ、映画宣伝のためなん?」と友人と半信半疑ではあったけれど、もし、噂が
本当でも、ジェイクもシングルが長いし、頭筋肉のランスやマシュー・マコノヒー(当時は暴れん坊
でした)とつるんでるより、いいだろうと思ってました。
しかし、噂が立つ度に、リースサイドから毎回出てくる否定のコメントとは反対に、二人の車が一緒に
走ってるところとか、食事してるところから出てきた時の写真とか(パパラッチってすごいんです)が
上がってきて、付き合ってんなら言えばいいのに。。。という感じが続き。。。
極めつけは、ローマ映画祭の時、昼間の会見では、「二人は友人関係です。」とはっきり言っておいて、その会場の外ではイチャイチャ写真を
しっかり撮られていて、(撮ってもらってた?)それを見た時、思わず、「ファンをバカにすんな」と
ムカついたんですよね。
私と友人は、もうおばちゃんなので、この程度ですみますが、若い年頃でジェイク大好きなファンだ
ったら、泣いてますよ。
その昔、クイーンファンの時の私がそうでしたからねぇ(まだまだ純な学生でしたから)。
このローマ映画祭の前に、リースはライアン・フィリップと離婚成立してました。
まぁ、彼女としては、親権問題が絡んでいたからというのもあったんでしょうけど、だったら、もう少し
利口な女らしい行動しろ、と突っ込みどころが多すぎて、世間で言われている頭がよくて利口で硬い
女優のイメージはきれいになくなってしまいました。
ジェイクとしては、ちゃんとした彼と認められて、それまでは(一応)隠していた関係をオープンに
出来るということで、ラブラブモードがいっぱいな感じで、彼女とパパラッチされる写真は、恋する
ジェイクよかったね、でしたけどね。
リースとの関係がオープンになったのは、2007年の10月でした。
前回書いたように、5月にはカンヌ国際映画祭に行ったジェイクは、その少し前に国内で「ゾディアック」
が公開され、秋には「レンディション」が公開され、その年の終わり頃からは「ブラザーズ」の撮影
が待っていました。
仕事もプライベートも充実していたんではないでしょうか。
後のインタビューで、少しの時間でも相手(あえて名前は言ってませんでしたが)に会いたくて飛行
機に乗って移動したみたいなことも話してました。
これを聞いた友人が「ジェイク、すごく情熱的なんだねぇ。」といたく感心してましたが、まぁそんな
感情も役者にはいい経験だったろうなぁと思います。。。って、ブロ山のジャックはそうだったじゃん!
とインタビュー読んで突っ込んだんだっけ(笑)。
リースの息子のディーコン君と一緒にいる写真もたくさん上がりました。
ジェイクがゴシップ誌を賑わしていた頃、ヒースは「ダークナイト」でバットマンの敵ジョーカー役
に選ばれ、撮影に入っていました。
ジャック・ニコルソンが演じていることで有名なジョーカー役をヒース・レジャーが演じるのは、ミス
キャストでは?と、散々いろんなところで言われたり書かれたのを見ましたねぇ。
私と友人も「ヒースがジョーカー?」と、はじめは思いましたが、でも、ヒースのことだから、面白い
ジョーカーを演じてくれるだろうと思っていました。
ジョーカーの撮影が終わった頃、ヒースは恋人だったミッシェルと破局しました。
二人は婚約中のままだったので、結婚式をあげるとかいう記事が時々上がっては消えてという感じだった
んですが、それがかなわないままに破局となりました。
ミッシェルとマチルダちゃんと住んでいたアパートから、ヒースが出ていった形になったようです。
こんなに仲がいい時もあったのにね。
ジェイクが久しぶりのロマンスでお花満開の時、ヒースは仕事は順調だったけど、プライベートは
キツかったんでしょうね。
何より、マチルダちゃんに会えないのが寂しかったのかもしれません。
2007年、秋。
ブロ山の余韻も薄まり、ヒースもジェイクも各々が違う道を歩んでいました。
あたりまえではありますが、彼らのファンとしては一抹の寂しさを感じずにはいられませんでした。
ほとんど毎日彼らの行動を追っていた情熱は薄れ、私と友人は、彼らの熱心なファンから普通(笑)の
ファンになっていきました。
次に、彼らの行動をチェックするのが、ああいうことが起こったから。。。になるなんて思いもより
ませんでしたが。