はなまめぶろぐ

昔のエンタメから、今風?のエンタメまで、好き勝手にいろいろ書いてます(*^^*)

ブロ山詣で その22

ジェイクの新作「サウスポー」のことを書いていたら、ちょっと他の作品に話がいってしまいました。
そろそろブロ山の方に話を戻して。。。

今回は、撮影監督のロドリゴ・プリエト氏について、ちょっと書いておこうかなと思います。

このロドリゴ・プリエト氏、撮影監督してるのは、ブロ山をはじめ、「21グラム」「バベル」
ラスト、コーション」「アルゴ」など、他たくさん、よく知られた作品が続きます。
結構いろんな分野の作品を手掛けていて、すごく才能溢れる人だということがわかりますよね。

彼の長いインタビューを読みましたが、最初はショートフィルムを撮っていて、照明をいろいろ考えて
撮るということも全然わからなかったとか。
それが今や、押しも押されぬ撮影監督さんですからねぇ。

彼がインタビューでアン・リーについて話していたのは、アン・リーは細部までどう撮影するかを指定
してくるということです。

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メイキングの映像を観ても、アン・リーに寄りそう(笑)彼の姿が見られます。

このロドリゴ・プリエト氏のおかげで、とってもきれいに写してもらえたのが、ジャック演じたジェイク
ですよね。
イニスと二人でいる時のジャックはどれもきれいでした。

特に、再会シーンからモーテルの2ショット、そして「俺とお前で牧場をやろう。」(スイートライフ
って言ってましたよね)と、イニスに話した山の中でのシーン。

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あそこのジャックはかわいかったですよねぇ。
年は23、4の設定だから、この時のヒースとジェイクのリアル年齢でした。

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再会を果たして、多分このドラマの中で一番幸せそうな表情のイニスも印象的です。

その幸せな二人の雰囲気から、一転して
イニスのトラウマにもなった、父親の残酷な過去の話が語られ、
この関係は人里離れたところでしか続けられないというイニスの言葉に、ジャックの手が彼の耳に触れ、
頬を撫でた後、顔を軽く押すしぐさは、抗議とともに深い愛情が感じられ、実に繊細で美しいシーン
でした。

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このシーンを映画館で観るたびに、アン・リーと、ロドリゴ・プリエトありがとうと思いました。

もう一つ、忘れてはいけない大感謝のシーンがあるんですが、それはまた今度にして。。。


このロドリゴ・プリエト、本作に出演しています。
ファンの間ではよく知られてることなんですが、イニスが離婚したとの知らせに、喜び勇んで会いに
いったら、あっさり振られてしまい失意のうちにメキシコに行っちゃったジャックが思わず買っちゃった
男娼が彼なんですよね。

このことについて彼は、アン・リーに頼まれたと、話しています。
それと、はじめにテスト撮影の時の俳優さんとは、ジェイクが緊張して上手くいかなかったから、や
はり彼がやったということなんですが、
えぇ?ジェイクが緊張?何で?と、少し疑問。。。



まぁでも、「セニョール」と声をかけるプリエト氏、なかなかさまになってます。
これ観てから、プリエト氏のことはセニョールと呼んでます(笑)。


そういえば、セニョール、ショートフィルムで、デ・ニーロさんやデカちゃん、ブラピ、そしてスコ
セッシが夢の共演をしている、「オーディション」の撮影監督もしてるんです 。
出演者にも名前が上がってるんですが、そのまま撮影監督で出てるのかな?