ダニさんについて。
また若い俳優さんが、不慮の事故で亡くなってしまいましたね。。。
アントン・イェルチン君が出ていたドラマや、映画はよく観ていたので、驚きました。
ほんとに悲しいことです。。。
ご冥福をお祈り致します。
さて、前回ヒースの作品のことでダニエル・ディ・ルイスさんのことを書いて、いろいろ思い出した
ことが。。。
何を思い出したかというと、その昔(25年前くらい)、私はダニさん(いつもこう呼んでます)に
ドっはまりしていたということです。
忘れんな、と言われそうですが、まぁ、忘れていたわけではないんですが。。。
ダニさん、一度芸能界じゃなかった?映画界から退いていた時があったんですよね。
で、何をしていたかというと、靴職人をしていたんです。
彼についてはいろいろあるので(特に役に対しての取り組み方)、手っ取り早くウィキを読んでみてください。
彼、すごく面白いんです。
私が最近、ジェイクの役に対しての取り組み方について、やたらと褒められることについて、そうよね
とは思いながらも、そこまでか?と思ってたのは、ダニさんのことがあったからだったのね、と妙に納得。
ダニさんについて、いつもの友人と話していた時、「ここまで行ったら、ちょっと病気かも」と笑って
しまったんですが、そこまでやってしまうダニさん、前に引退していた時も、ちょっと疲れてしまった
んじゃなかったかな。
で、「リンカーン」でアカデミー賞獲った後も、疲れ果てて休業してるそうです。。。
今度復活する時は、誰に刺激を受けて戻ってくるんでしょうか。
ヒースは無理だし(泣)。
ダニさんを初めて観たのは、1990年のアカデミー賞でした。
この頃、アカデミー賞は、民放で放送していました。
私は、ちょうど子育て真っ最中で、映画はもっぱらレンタルビデオという感じだったので、アカデミー賞
といっても、どんな作品があって、どんな役者さんがいるのかもわかりませんでした。
でも、この時のアカデミー賞は、なぜか楽しんで観ていた記憶があります。
それでいろんな賞に絡んでいたのがこの作品。
「マイ・レフト・フット」
画面に写るその作品の中の主人公は、障害者なんですが、それがリアルで、「え?この役者さん
誰なん?」と思いながら、主演男優賞が誰か観ていたら、こうきたんです。
「えーっ!」
この作品と、この人同じ人!?
何なん?このダニエル・ディ・ルイスって人!
といっても、その時はまだスターに嵌まるという余裕はなく、ちょっと間があって、「ラスト・オブ・
モヒカン」が公開されたんです。
いろいろテレビの映画紹介で映るダニさんを見て、「あ、あの時の人だ!」と気がついた私は、当然
映画館には観に行けないので、ビデオになるのを待って、ダニさんを初めて観たのでした。
まぁ、その時のダニさんのきれいなこと。
お話的にはいろいろ問題ありですが、それでも森の中を疾走する彼は素敵でした。
恋愛の相手役のマデリーン・ストウも美しかった。
今では、すっかり「リベンジ」のヴィクトリアになってしまいましたが(笑)
当時、ダニさんのことをどうやって調べたか、今となっては記憶にないんですが、多分映画雑誌を
いろいろ見たんでしょうねぇ。
で、それから彼が出ている作品を調べて、観られるものは借りていったのでした。
そうしたら、出てきました、「マイ・ビューティフル・ランドレッド」。
そして、「眺めのいい部屋」。
この2本はほぼ同じ年の作品でした。
で、ついでに(笑)「マイ・レフトフット」も観て、カメレオン俳優とよばれていることに納得。
そして、後に続く作品も観て、「ダニさん、どんなあなたも素敵。」と言えるほどになったのでした。
私生活の方では、フランスの女優イザベル・アジャーニと付き合っていた時に、男の子が生まれたと
聞いた時(後に破局)、二人の子どもやったら、見たい!と思ったりしたんですが、あれから20年
経って、その姿を見ることが出来ました。
これは昨年の写真です。
この時、ガブリエル・ケイン・ディ・ルイス君は、二十歳です。
モデルとしてデビューしたり、歌をうたったり。
今は、お父さん、お母さんのバックがあってこそだと思いますが、彼の本当の勝負はこれからですね。
悪い仲間も寄ってきそうだし、2世の得もあれば、気をつけなければならないこともいっぱいです。
彼、やはりイザベル・アジャーニに似てますね。
彼女は、40過ぎても全然変わらない女優さんだったのですが、最近の写真を見ると、年相応に見える
ようになりました。
彼女がダニさんとの恋愛について話しているのを読んだ時は、まぁ、まるで物語の中の恋愛の話みたい
と、頭がクラクラしましたが、美男美女ということで。。。
ダニさんは、レベッカ・ミラー(作家のアーサー・ミラーの娘さんでとてもきれいな人です)と結婚して、もう20年が経ちます。
二人の間には二人の男の子がいます。
ダニさんに似ている男の子が3人もいるなんて、私的にはすごくうれしいですね。