オアシスカップルスタハチその３５ Kill Huggy Bear 後編

坂道を暴走するトリノが、なんとか止まり。。。

呆然とする２人。

大きく息を吐いた後、

「サラ・キングストンだ！」

いきなりのハッチの言葉に

「死にかけた時に、女のことを考えていたのかよ。。。」

とスタさん。

愛車のブレーキが効かずに、もう少しで事故を起こしそうだったことにショックを受けて
いるスタさんのちょっとトゲがあるこの台詞、何だか萌えるんですが（バカ）。
書けそうでなかなか書けない台詞なんですよねぇ。

「そうじゃないって、まぁ聞けよ。」

と言うハッチの言葉には答えず、スタさんは車から降り、ボンネットを開け、

「ここじゃない！」と言って、車の下を見る。

その間、デューイの彼女のサラをなぜ犯人だと思ったのかをあれこれ説明するハッチ。

「ブレーキラインが切られてる！」

スタさんの言葉に、

「これで決まりだ。このブレーキラインに細工した男とサラがデューイを殺して
、ハギーを
襲って５万ドルを奪ったんだ。」

と言うハッチ。

「そして、全部ヒョロ松のせいにしたってわけか。」

車のことばかり気にしてるのかと思っていたら、ちゃんとハッチの言うこと聞いていた
スタさんなのだった。

この後、スタハチはサラのマンションに行き、彼女とハリーを逮捕する。

この時、手錠をスタさんがハッチに渡すところがあるんですが、違う話では、スタさんが
ハッチの後ろポケットから手錠を取るシーンがありまして。。。

なにげない行動ではあったんですが、ふと考えてみると、人のポケットからものをスッと
取るって。。。普通する？
向田邦子氏の「三角波」を思い出しますわ。

スタハチならではなんでしょうねぇ。

事件解決後。

ハギーとスタハチは、ルーのオフィスを訪れ、

５万ドルについて話すが、ルーは５万ドルのことなど知らないと言うのだった。

「ここを引っ越すって聞いたぜ。」と、暗にここから出てけと言うスタハチ。

何組もの犯罪ファミリーのボスと渡り合ってるのねぇと、妙に感心しましたわ。

ところで、このエピソードの時に、いろいろ撮られていたのが、前にも貼ったことがある
これらの写真。
ラストのシーンで、ルーのオフィスに行った時と、服が一緒なんですよね。