懐かしいライブコンサートについて。

先日、チープ・トリックについて、いろいろ書いていたら、あの頃、何のライブコン
サートに行ったかなぁ。。。と思い出してみても、なかなか全部思い出せない！

で、覚えているバンドと来日の日付と場所をいろいろ調べてみて。。。

げげっ！(　ﾟﾛﾟ)!!

１９７８年の４月に３つも行ってる！

私は結構時系列を調べるのが好きなんですが、自分が行ったライブコンサートは、
ほとんどいつ行ったかがうろ覚えなんですねぇ。

チケットの半券はもちろん当時はとっておいたんですが(その頃のチケットはとても
凝っていたものが多かったし)、今はそれも手元にはありません。
今では誰も住んでない実家の２階のどこか探せばあるのかなぁ。

１９７８年の４月の始めに行ったライブコンサートは、この前書いたフォリナー。

フォリナーが初来日した時は、まだファーストアルバムしか出してない時で、新しい
バンドでした。
メンバーは、それぞれあちこちでやってた人たちでしたけどね。

ファーストアルバムから、何曲かラジオで聞いて、あ、なかなかいいじゃん、と思って
アルバムを買ったところで、来日が決まり、姉と観に行こうとなり、プレイガイド(その
頃は、梅田の紀伊国屋の近くにあった阪急プレイガイドによく行きました)に行って
どの席が空いてるか見てみたら。。。

一番前の席が空いてる！

でも、めっちゃ右端やん！(だから空いてるわけだ)
と言っても、一番前だ、買っちゃおう！

というわけで、コンサートのその日、一番前の席へ。

いや～、思ったより、もっと端っこでありまして、目の前は高々とデカいアンプが積み
あげられ、ライブが始まるとその音たるや、いや～すごい。。。！

いつもヘッドフォンで大きな音で聞いているとはいえ、それとは比べようもないそりゃあ
すごい音で、姉と「ひゃーΣ(ﾟ∀ﾟ)」と倒れそうになっていると、そんな端っこでも
入れ替わり来て、愛想してくれるメンバーたち。

ファースト・アルバムから、「コールド・アズ・アイス」

ライブが始まる前に、メンバーの名前、きっちり覚えていた方がいいよね、と言って
いたのに、いざ始まってみると、入れ替わり来てくれるメンバーの顔と名前が一致せず。。。

「あれ誰！？」

「名前、呼びたいのに呼べない！！」

「申し訳ないから、もう来なくていいよ～っ！」

と、姉と大声で言いながら(それでもお互いになかなか聞こえなかった)、終わった後、
耳がキーンとなったまま、疲労困憊したのでした。

でも。。。

「耳は死んだけど、やっぱり１番前って特別でええな～(°▽°)」

と、姉はご満悦だったのでした。

その姉が平日で、大阪に出てこられないということで、１人で行った４月２６日のライブ
コンサートが、このバンド。

ドイツの有名なロックバンド、スコーピオンズ。

ここはもうベテランのバンドでしたが、初来日でありました。

その頃のギタリストは、ギブソン・フライングＶで、有名なマイケル・シェンカー。

この写真はちょっと若すぎかな？

スコーピオンズのライブコンサートの日は、たしか国鉄(まだＪＲじゃなかったのです)
がストの日だったんですよね(最近ないですが)。

私が住んでいたのは、国鉄尼崎の駅が最寄りだったので、阪神、阪急が最寄り駅だった
友人のアパートに前日から泊まらせてもらい、夕方、阪神電車に乗って、梅田に向かっ
たのでした。(多分、また友人のところに帰ったんだろうなぁ。覚えてないけど(笑))

電車に乗り、遠くに見える梅田の景色を見ながら、大阪も都会だなぁと思ったのをよく
覚えております。

１人でライブコンサートに行くのが初体験だったこともあって、ちょっと緊張もしており、
この時の感情は４０年経った今でも、はっきりと覚えていますねぇ。

その緊張を、ベテランさんのスコーピオンズは、いい具合にほぐしてくれました。

とてもステージ慣れしていて、観ていて楽しかったんです。

そして、アンコールに彼らが歌ってくれたのが、これ。

手拍子が宴会風なのが気になりますが。。。

外国の方が、これだけ歌いあげる「荒城の月」を大音量で聞けるなんて、本当に驚いて
感激しました。

もちろん、私も歌いましたよ(°▽°)

これは、彼らのライブ盤にも入っています。

来日に合わせて、彼らが日本のファンクラブに、ライブに歌うのにいい日本の曲がないか
と聞いて、この曲が選ばれたらしいです。

素晴らしいサービス精神であります。

１人ライブコンサートは、スコーピオンズのおかげで、とてもいい思いをしたのでした。

翌日は、先日書いた、チープ・トリックのライブコンサートだったんですけどね(笑)。