はなまめぶろぐ

昔のエンタメから、今風?のエンタメまで、好き勝手にいろいろ書いてます(*^^*)

アカデミー賞、短編映画ノミネート作品、「Silent Child」について。

前回、アカデミー賞ノミネート作品を掲載しているところを貼りましたが、その中の1番
下に、短編映画賞という部門があり、ノミネートされている5作品の中に、「Silent Child」
というのがありまして、その作品の脚本を書き、出演もしているのが、

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レイチェル・シェントン。

イギリスの女優さんですが、脚本を書いているとは知りませんでした。

「Silent Child」は、4歳の聾唖の女の子が主役の作品です。

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レイチェルは、この女の子のセラピストの役を演じてます。

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監督は、レイチェルの恋人で、俳優でもあるクリス・オーバートン。

短編映画なので、20分ほどの作品なんですが、アカデミー賞ノミネート以前に、いろんな
フィルムフェスティバルで賞を獲っております。

レイチェルは、12才の時にお父さんが癌の化学療法で聴覚障害者になり、その辛い闘病
生活を見てきたことから、お父さんが亡くなった後、手話を学び通訳の資格を取り、
聾唖者のためのボランティアをずっとやって来た女優さんです。

ただのボランティアではなく、チャリティーキリマンジャロに登ったり、とてもアクティブ
なんですが、なぜこういうことを知ったかというと、このブログで時々書かせて頂いて
いるイギリス、チャンネル4のティーンズソープ、HOこと、Hollyoaksに彼女がレギュラー
出演していたからと、この作品については、「HOのぶろぐ」の120さんから教えて
頂いたからであります。

120さん、いつもありがとうございます(*^^*)。


彼女は、HOでは2010年から13年まで出演しておりました。

2010年、HOは視聴率が低迷し、もう終わるのではないかとまで言われたんですが、
それを建て直すために、新しいプロデューサーが迎え入れられ、彼がレギュラー陣を大幅
に入れ替えた中の1人が彼女だったのでした。

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この時、まだ23歳だったんですよねぇ。
向こうの方、大人っぽいですね。

彼女が演じたキャラクターは、ミッツィー・ミニバー。

色っぽいけど、ちょっとコメディエンヌっぽいところがあったキャラだったんですが、
2年半HOにいる間に、冤罪で刑務所に入ったり、彼氏とうまくいったと思ったら、その
彼氏が流れ弾で亡くなっちゃったり(んなアホな、って感じの亡くなり方でしたわ)で、
散々な目にあったりして、すっかり落ち着いたキャラになって、彼氏の死後、妊娠して
いるのを知ってHOを去り、アメリカに渡っていってしまいました。

でも、たくさんいるレギュラーの中で、とても印象的で、今でもよく覚えているのは、
ミッツィーというキャラと、女優さん自身が魅力的だったということだと思います。

そのレイチェルが制作に大きく携わった「Silent Child」、賞が獲れたらいいなぁと
願っております。