「ボヘミアン・ラプソディ」鑑賞。
いや~、大ヒットですねぇ。
本国アメリカでは、先週末で、興行収入が1億ドルを越えました。
全世界では2億ドル越えとか。
日本でも、先週金曜日(9日)に封切りされてから5億円近くを稼いで、見事1位になりました。
この快進撃がいつまで続くのか、これからも注目ですね。
たくさんの方の絶賛の感想をいくつも読ませて頂きましたが、他の方同様、圧倒的な音楽の
力で推されたなぁと思いながらも、漏れ聞こえてきた、ちょっと納得いかないことも
よくわかって、帰ってきてから、しばらくぽや~っとしておりました。
フレディーを演じた、ラミ・マレックくん、本当に頑張ってましたが、前半のフレディー、
なんだかな~というか、もっとフレディー、きれいでしたよ。
そりゃあ、歯はあんなんでしたけど、なんというか、あんなに小さ~い感じの男じゃ
なかったです。
他のメンバー、ブライアン・メイさん、ロジャー、ジョン・ディーコンさん(すみません、
名前の呼び方、さん付けとか名前だけ、名字一緒とバラバラなんですが、昔からこう呼んで
たので)も、写真やトレイラーを観ている時は、似てる?似てない?と、そんなことばかり
思ってましたが、大画面で観た第一印象は、「やっぱり、全然違う」でした。
でも、こんな見方をしていても、アホらしいので、もうこれは全くのフィクションだと
頭を切り替えて観ることにしました。
そうすると、いろいろ言われてることも気にせずにすむしね、ということで。。。
私の中にある、もろもろのクイーンは、まぁ、横においといて。。。
あとは、目の前に展開されるストーリーと、映画全編に流れるクイーンの曲に身を任せたの
でした。
始めに書いたように、音楽の力は強い、よく知られたクイーンの曲で、映画を推し進めて
行くという感じでした。
ライヴエイドのシーン、ラミ・マレックくん、前半と比べてタンクトップの胴回りが
ちょっと厚みがあったように思うんですが、あれCG?
このライブで、観ている人の気持ちをグッと押し上げて感動となるんですね。
曲も、皆がよく知っているヒット曲で、観客参加型だしねぇ。。。
そりゃあ、盛り上がるよねぇ。。。
と、ボーッとしながら帰りのエレベーターに乗ったら、後で乗り込んできた男子高校生
(同じ館内にいた)2人組が
「よかったなぁ!」
「今年観た映画の3本に入るな。」
と、話していて、
フレディー、よかったね、と思ったのでした。
帰ってから、ちょっと考えてみると、映画の中のフレディー、きれいすぎだろ(外見じゃ
ないですよ)というか、すんなりまとめちゃったなぁという感じ。
孤独のシーンが画一的かなぁ。。。
私の頭でも理解できるほどの孤独と闇でしたからねぇ。
そんなもんじゃないだろうと思うんですが。
ストーリー展開でいうと、ラストにライブエイドありきなので、それに向かって行く
だけなので、わりと簡単にいっちゃうところがね。。。
バンドの仲違いの泥々って、とっても人間らしくて、私は嫌いじゃないので、この辺りも
わりとあっさりだったなぁ。
家族ともうまくいっちゃったし。
ほんとはこうじゃなかったよね。。。
と、また、予備知識が邪魔をしてしまう初期が大好きだった嫌なおばちゃんファンなの
でした。
でも、こういう作品が、大ヒットするのは、よかったなぁと思いますです。