はなまめぶろぐ

昔のエンタメから、今風?のエンタメまで、好き勝手にいろいろ書いてます(*^^*)

何度観ても泣く映画。「バックドラフト」

今日の昼すぎに用事を片付けようと立ち上がる前に、あ、今日のBSの映画なんだっけ?
と、テレビをつけてみると。。。

あっ(゜O゜;!「バックドラフト」やってる!

で、すぐに録画しました。

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バックドラフト」は、ロン・ハワード監督の1991年公開作品。

大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンでも、「バックドラフト」のアトラクションが
あるので、
今から26年も前の映画なんて知らないな~という人でも、どんな作品なのかは、知ってるかもですね。

シカゴを舞台に、親子二代で消防士の職に就いているマカフレイ兄弟を中心にした話で、
それに、バックドラフトという現象を利用した連続放火殺人事件が絡んでいる、この作品。

マカフレイ兄弟の兄、スティーブンを演じるのがこの方。

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この時、まだ40前のカート・ラッセル

そして、弟のブライアンを演じるのが

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この時が最高に美しかったウィリアム・ボールドウィン(ちがう!一番きれいだったのは
「硝子の搭」だよ!と姉が言ってきそうですが(笑))。

当時、主役の2人より有名で、この人が出ているのに主役じゃないのね、と言われたのが

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ロバート・デ・ニーロ
彼もまだ40代でありました。

たしか、プロモーションでウィリアム・ボールドウィンさんが来日していたと記憶して
いるんですが、テレビで見たインタビューではデ・ニーロさんとの共演のことばかり
聞かれていたような。。。


その他に、この方も出てました。

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スコット・グレンさん。

これのちょっと前の「羊たちの沈黙」では、ガラリと変わって、クラリスの上司、
FBIのジャック・クロフォードを演じてましたね。


この作品は劇場で観たかったんですが、子育て真っ最中だったこともあって、余裕も
なくて観にいかなかったんですね。
で、ビデオ化されて、すぐに観たんですが。。。

いや~、泣きましたねぇ。
もう、ぼろ泣きでありました。

それも1シーンだけでなく、ラスト15分泣きっぱなしでしたわ。
それは、私だけでなく姉もなんですが。

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この辺りから、ブライアンが大人のファイヤーマンになったなぁと思えるラストシーン
まで大泣きであります。

姉など、オープニングタイトルが出る前の兄弟の父ちゃんが火事で亡くなるところを
観ても泣くとか言ってましたからねぇ。

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ここですね(^_^;)。

何で泣きっぱなしになるのか。。。

実は、私たちの父が筋金入りの消防士、ファイヤーマンだったからなんです。

まぁ、容姿はカート・ラッセルさんにも、もちろんウィリアム・ボールドウィンさん
にも、似てなかったんですが(あたりまえ)。

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孫たちや、その友人たちには、クマのプーさんと呼ばれてましたわ(そっくりだったので)。

私が物心ついた時には、父は現場で消火活動する仕事ではなく、このデ・ニーロさんが
やっている現場検証の方になっていて、その後は順調に出世していったのですが、
部下が殉職して、降格とか、いろいろあったようです(この事は、後で姉から聞きました)。

田舎ではありましたが、私が小学生の頃は、連続放火事件などもありまして(小さい
ものを合わせると100件近くあったのかな?)、週に2、3回は起こる放火を知らせる
電話がある度に、というか、夜中に電話がならないか、半分起きている状態の父や、
やはり心配で熟睡していない母のピリピリした雰囲気を、この年になってもよく覚えて
おります。

その後、放火魔は桜が咲く前に逮捕され、供に事件解決ということで、警察の方と
お花見に行ったことが思い出であります。

子どもと遊ぶ、ジョン・グッドマンさんのような方が、鬼警部なんだと教えてもらい
ましたわ。

その父とこの映画の消防士たちが重なるというか、なんというか。。。

私たち姉妹は、ファザコンだったんですねぇ(苦笑)。

父は、もう10年以上も前に事故で急死してしまったんですが、「慌てん坊のじいちゃん
らしい亡くなり方やなぁ」と、孫たちに言われながらも、笑ったり大泣きされたりして
見送られ、今考えると幸せだったなぁと思いますです。

その孫の1人もファイヤーマンになり。。。

始めに観た時より、もっといろんな感情が入り乱れ、やはりこの作品は観る度に泣ける
んですよねぇ。

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